睽卦の考え方:逆張り投資の易経的根拠
睽卦は易経における第三十八卦であり、背反と対立を象徴します。

睽卦の卦象は火沢睽(かたくき)であり、上が離(火)、下が兌(沢)で、炎は上昇し、沢の水は下降するという相反する方向性を持ちます。
睽卦の卦辞に「睽、小事吉」とあるように、乖離が生じている時は小事が吉祥となります。市場心理とファンダメンタルズが乖離している時、逆張り投資は有利に働く可能性があります。

投資において睽卦は、市場が広く強気になっている時こそリスクが蓄積されている可能性があり、市場が悲観的になっている時こそ機会が潜んでいることを示唆します。
睽卦の初九爻に「悔亡(くいぼう)す。馬を喪(うしな)いて逐(お)う勿(な)れ、自(おの)ずから復(かえ)る」とあるように、逆張り投資では忍耐強く待つことが最良の戦略です。

睽卦の九二爻「巷(ちまた)に主(あるじ)に遇(あ)う。咎(とが)なし」は、主流ではない経路で投資機会を見出すことを示しています。
逆張り投資には勇気が必要ですが、それ以上に深い研究と独立した判断が求められます。
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